町会と企業で防犯カメラ

町会の負担なしで地域の自販機に防犯カメラ――。宮前区の鷺沼町会がダイドードリンコ(株)の協力で防犯カメラを新設する。県警によると、企業と町会が連携して防犯カメラを設置する例は県内初という。

自動販売機の売上金を設置費や維持費に充てるため、町会側の負担はかからない。同社はこれまで、企業の敷地内で同様の防犯カメラを設置したことはあるが、町会や住民などと協力してまちぐるみで設置するケースは初めて。同社の担当者は「安全安心のまちづくりに寄与したいという想いが地域の方と合致した」と話す。持田町会長は「鷺沼を皮切りにこの取組みが全国に広がっていけば」と話した。

2014/5/9付
タウンニュース神奈川県