防犯カメラまたまた決め手に 近年捜査に不可欠なツールに

千葉県柏市の連続通り魔事件で、県警は防犯カメラの解析や周辺の聞き込みなどから竹井聖寿容疑者(24)を割り出し、発生から2日で逮捕にこぎ着けた。近年、防犯カメラの映像が容疑者特定につながるケースは多く、捜査に不可欠なツールになっている。

柏署捜査本部によると、竹井容疑者とみられる男が写っていたのは現場から約1・5キロ離れたコンビニの防犯カメラ。駐車場に車で現れ、車から降りて逃走した様子が確認された。

防犯カメラは、捜査に大きな威力を発揮している。

オウム真理教元信者、高橋克也被告(55)を逮捕した際、警視庁は画像を次々と公開する手法を取り、似た男がいるとの通報につなげた。

パソコン遠隔操作事件でも逮捕の決め手に。人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件でも、ネットカフェの防犯カメラの解析が容疑者特定につながった。

2014.3.6
msn産経ニュース