県は、大分や宇佐など10市の15河川に監視カメラを新設、4月から県のホームページ(HP)で画像を公開している。一昨年夏の豪雨被害を受け、昨年6月に竹田市など3市1町の五つの河川にカメラを設置、画像配信を行っていたが、他の自治体や住民から増設を望む声が上がっていた。
カメラは、県の「雨量・水位観測情報システム」の機器周辺に設置。画像は、同システムで計測した水位データを記したページの中に掲載する。静止画像だが、1~2分おきに更新される。
県HPトップページの左側にある「防災安全安心情報」をクリックし、「河川監視カメラ」へと進んでいけば閲覧できる。県河川課は「画像を見れば川の状況が一目瞭然。豪雨などで避難する際の判断材料として活用してほしい」と話している。県河川課=097(506)4595。
2014/04/09付
西日本新聞朝刊