県内で急増している自転車盗の抑制や少年非行の防止などを目指す「県防犯カメラ設置支援事業」が1日、スタートした。防犯カメラ設置費用を最大15万円まで補助する。県は「犯罪のない社会環境の整備の一助になれば」としている。
道路や公園、駐車場などに市町村が防犯カメラを設置する場合、経費の最大2分の1(1台の上限15万円)を県が助成する。県内で増加している自転車・オートバイ盗を防ぐとともに、深夜の暗がりで女性を狙った犯罪や少年非行の防止を狙うという。
初年度予算は1500万円。県くらし安全安心課は「岡山、倉敷市など県警が重点的に対応している街頭犯罪の多発している大都市圏で利用してほしい」と期待している。
2014.4.2
msn産経ニュース