県警は1日、浦上、時津、大村、早岐の各署管内に、街頭防犯カメラ計40台を新たに設置し、運用を始めた。県警生活安全企画課は「少しでも犯罪抑止につながってほしい」と期待している。
同課によると、県警は犯罪抑止や事件発生時の迅速対応などを目的に、昨年から街頭防犯カメラの設置・運用を進めており、これまでに長崎、諫早、佐世保の各署管内に10台ずつ設置。カメラは24時間稼働で、事件事故発生時など必要な場合に限定して活用、プライバシーに配慮しているとしている。設置場所付近で刑法犯の認知件数が減るなど犯罪抑止効果も出ているとみられる。
長崎市の浦上署管内では人通りが多い場所を中心に12台を新設。同市住吉町の公園では1日、住吉バス停近くに設置された防犯カメラの開始式が行われた。
2014年2月2日
読売新聞