防犯カメラ設置に感謝状 社会 三角大通り 商店街内に6台

三角大通り共栄会(斉藤英雄会長)が6月19日、商店街内に防犯カメラを設置したとして、鶴見警察署から感謝状を受けた。

同会は、区内佃野町の三角交差点と末吉消防出張所の間の280mにある商店街。現在、30店舗ほどが加盟している。

防犯カメラ設置は、国による商店街のまちづくりに対する補助金を活用して実施。今回、「より安全・安心なまちに」と、カメラ6台を取り付けた。設置場所は、商店街内の通り沿い、3つの交差点付近。道路と歩道を死角なく映せる場所が選ばれた。

カメラは、モニターで監視するタイプではなく、本体に内蔵された記憶媒体に記録されるもの。維持管理は商店街が行い、映像は警察からの要請があった場合などに提供される。

斉藤会長は、「(カメラに)映されたら困るという人はやましい人。不法投棄などもなくなり、効果を感じている」と話した。

また、鶴見警察署生活安全課は、「防犯カメラは犯罪抑止につながるだけでなく、映像が決め手となり、逮捕に至るケースも多い」と説明。同会の設置については、「犯罪発生件数は駅周辺が多いが、立地的に三角は逃走経路になる可能性が高いので、有難い」と感謝していた。

2014/6/26付
タウンニュース神奈川県