防犯カメラ設置費用 福山市が補助始める 広島

道路や公園、繁華街などを見張る防犯カメラの設置費用を補助する制度を福山市が設け、受け付けを始めた。自治会や町内会、企業などが設置するカメラの購入費と設置費が対象。申請は6月30日までで、補助が受けられるかは8月下旬にも決まる。

補助は、市が今年度の重点政策としている「防犯環境の整備」の一環。自治会が設置する場合は費用の9割までか1台80万円まで、民間事業所などは3割までか1台30万円までが上限となっている。市は平成28年までに200台の設置を目指しており、今年度は独自に設置するカメラの費用と合わせて約5900万円を予算計上している。

補助対象の防犯カメラについて市は、画像を加工しない▽画像を1カ月以上保管しない▽画像データを保管場所以外に持ち出さない-などの取り扱いガイドラインを定めた。

申請書は、市役所や公民館などで配布。問い合わせは福山市生活安全推進課(電)084・928・1077。

2014/5/13付
msn産経ニュース