街頭犯罪未然防止へ/県と県警、防犯カメラ設置

街頭犯罪の未然防止などに役立てようと、香川県と県警は来年度、高松市と丸亀市の繁華街に防犯カメラを設置する方針を決めた。けんかや住居侵入、器物損壊などのトラブルが起きやすい地点を中心に監視の目を光らせる。個人情報やプライバシーに配慮するため、設置目的や運用上の注意を定めたガイドラインも策定する。商店主や付近住民との協議を経て、今秋をめどに運用を開始する予定。

今回の対象は、高松市の古馬場地区と丸亀市の大手町地区の街頭で、合わせて約40カ所にカメラを設置する。コンビニエンスストアなどの防犯カメラで使われる録画機能がついたタイプで、費用は1台あたり100万円前後の見込み。

県警によると、街頭での暴行や窃盗、強盗事件などの捜査時に、住民への聞き込みと合わせて効果があるのが、商業店舗などから提供を受ける防犯カメラの映像だ。昨年4月に高松市瓦町のゲーム喫茶で起きた強盗事件や、同12月に同市上天神町で発生した強盗殺人未遂事件では、防犯カメラの記録映像が重要な証拠の一つとなり、容疑者の逮捕に結びついたという。

捜査に役立つほか、カメラの存在を周知することで犯罪を予防したり、「客引き」を自粛させたりする効果も期待できるとみられ、県は「安全・安心な地域社会の実現という有用性を担保しつつ、個人情報の保護にも十分配慮した運用を行いたい」としている。

2014/02/10
四国新聞社